世界最高峰のロードレース、MotoGP・Moto2・Moto3クラスにおいて、WPサスペンションは今年も熾烈な戦いの最前線で技術を磨き続けています。現状ではサスペンションサプライヤーもさまざまな障壁によりその多くが淘汰され2社のみとなっています。2026年シーズンは、ドゥカティ、アプリリア、ホンダなどの勢力図が大きく動く中、我々WPサスペンションもKTMユーザーチームと共に開発の歩みを止めることはありません。
2026シーズンの戦況とWPの取り組み
今シーズンは特に、新舗装の路面コンディションや変わりやすい天候への対応力が、レース結果を大きく左右しています。
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MotoGPクラス: 各車両メーカーによりバイク全体のポテンシャルの差は大きいですがWPはKTMマシンのトラクション性能を最大限に引き出すため、ライダーからの詳細なフィードバックに基づき、ダンピング特性の精密なチューニングを各GPのたびに行っています。
ランキングではペドロアコスタが6位につけています。 -

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Moto2クラス
Moto2クラスは、MotoGPクラスに比べて車両規則による条件の均一化が進んでおり、タイヤ、エンジン、ECUなどが共通化されています。そのため、各チーム間の差は極めて僅差となり、サスペンションの性能、セットアップ対応力、そしてタイヤ性能をいかに引き出すかが、勝敗を左右する重要な要素となります。
WPの技術チームは、各グランプリで供給されるタイヤ特性や路面状況に合わせ、ライダーとシャシーのポテンシャルを最大限に引き出すセットアップを追求しています。Moto2ではKALEX、BOSCOSCURO、FORWARDなど複数のシャシーが使用されており、単一の車体条件ではない中でも、WPユーザーは上位争いにおいて高い存在感を示しています。
2026年シーズンでは、チェコGP終了時点でマヌエル・ゴンザレスがランキング首位を維持し、ここまで4勝を記録。さらに、チェコGP終了時点の9戦中7勝をWPユーザーが獲得し、ランキング上位10名のうち6名がWPサスペンションを使用するなど、単純な装着シェアを超えて、上位成績における優位性を明確に示しています。特に、シーズン途中で他社製サスペンションからWPへ変更するチームが出ていることは、Moto2という極めて競争の激しいカテゴリーにおいて、WPの性能と対応力が高く評価されている証左といえます。

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Moto3クラスでは、CFMOTOアスパルチームのキレス・マキシモが186ポイントを獲得し、ランキングのトップに立っています。非常に僅差でのゴールが続くMoto3らしい激しいバトルが今期も繰り広げられていますが、その中でもマキシモは5勝を挙げ、ランキングでは独走状態を築いています。現在、ランキング5位までをWPユーザーが独占しており、10位以内でも8名のユーザーを占めるなど、圧倒的な強さを誇っています。
WPサスペンションの強みは、奇をてらわない基幹技術の徹底的なブラッシュアップにあります。
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主な技術構成:
カーボンアウターチューブ
アルミインナーチューブ
コーンバルブシステム
スルーロッドリアダンパー
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これらの実績ある技術を磨き上げ、現場の専属エンジニアが精密にセットアップするという、オーソドックスかつ妥協のない手法を高い次元で結実させています。また、MotoGP・Moto2・Moto3の3クラスへ供給を行うことで、各クラスで得られたストロングポイントを相互にフィードバックし、技術進化を加速させている点も大きな優位性となっています。