ロードレース、モトクロス、ラリー、エンデューロなどのバイクレースや4輪のF-1. マウンテンバイクなど 様々なカテゴリーで長い経験、豊富なレースでのデータをバックボーンに製品を開発しています。
あまり知られていませんが、特にラリー系のサスペンションは最も使用条件が過酷で、そして要求される性能は非常に高いものです。
何故ならばラリーでのトラブルはライダーの生命の危機に直結するからです。
WP社は超高温下かつ、トラブルの原因となる国内では考えられない非常に細かい砂塵で構成された砂漠等劣悪な環境下でも安定してパフォーマンスを発揮する毎年改良されたサスペンションユニットを供給し続けています。
また、BMWやKTM等トップブランドに純正納入することにより品質管理についても飛躍的に進歩を遂げています。
ファクトリーには油圧、材料、オイル、レース等多くのスペシャリストを備え、様々な意見交換を行うことにより多角的にサスペンションを開発しています。
現在はオイルとセットで独自に設定した油面、オイル粘度の推奨セッティングデータ付きで販売しております。
但し、スプリング単体販売も検討中ですので将来的に販売の可能性はあります。
現在はラインナップされておりませんが、将来的に市販化に向けて検討しております。
現在は4014シリーズ用白いスプリングは別料金のオプションとなります。
近い将来、メーカーサイドで公式に復活することも検討されています。
*4618シリーズでは標準で白いスプリングです。
1.
タンク内蔵のセパレーションピストンでオイルとガスが分離されることでダンピングのレスポンスや ダンピングのアジャスト精度が飛躍的に向上します。
2.
タンク上部にコンプレッションハイ・ロー独立アジャスターを装備することにより、セッティングのレンジが 大幅に拡がります。
3.
オイル容量が増すことや表面積の増大で冷却されること等で夏のサーキット連続走行など、過酷な条件下でダンピングの安定性が向上します。
受注生産で納期が掛かりますが可能です。
確かに旧型WPサスの中にはバイクとのマッチングからハード方向に振ってある設定の一部車種用にありましたが、 全てではありません。
*硬めに感じられるいくつかの理由
1.
ガスやオイルが抜けているなどがコンディションの良くないサスペンションから換装された場合
古い機種でスプリング、ダンピングとも正常に機能していないサスペンションから交換された場合、そう感じる場合があります。
2.
フロントのセットアップがされず前後のバランスが悪くなった場合
フロントを再セットアップすることで解消します。
ハード方向というと現在の日本国内の風潮でいえば、デメリットばかり強調されたり、作動性が悪いなど誤解をされたりしますが、WPサスペンションのフリクションの少なさは市販サスペンションでは世界トップレベルにあり、もしハード方向のダンパーセッティングを施しても低速走行時の路面追従や乗り心地を損なわず、且つ、高速時のスタビリティ向上や不必要にフワつかず、長距離ツーリング時にも疲れにくい、接地感が掴みやすい等メリットも数多くあります。
つまり、ストックのサスペンションと比較し乗り心地も向上し、不必要な動きは抑えられているということです。
現行の4014及び4618シリーズでは以前のモデル以上に低フリクションの設計となっており、更に路面の追従性が更に向上しております。
弊社が取り扱う正規WPサスペンションについてはWP本社の考える車両の性格に合わせたベストセッティングと、弊社からのオーダーを総合して判断し、日本国内向けにリセッティングしたほうがメリットが多い機種に関しては“ジャパンスペック”としてセッティングを変更し出荷しております。
WP本社との直接的な技術交流及び長年のレース経験から得られたノウハウをフィードバックし、ただ単にスプリングレートやダンピングを下げ、パフォーマンスレベルを落としただけではありません。
10mmロングの車高調整アイボルトや25mmロングのアダプターなどをラインナップしております。
それ以外についてはご相談下さい
純正サスをお預かりして、制作することは可能です。
(フレームの形状などの条件により不可能な場合もあります。)
4014シリーズには一部車種を除き標準で装備されています。
調整範囲は+/- 5mmとなります。
アップ方向だけでなく、ローダウンできることで足つき性も向上させることが可能です。