技術情報 TECTERRA PVD COATING TECHNOLOGYとは

 

先進技術と力強いデザインを融合した、新たなサスペンションの世界へ。

2026年、WP Pro Componentsは、フロントフォークのインナーチューブとアクスルクランプに新たなカラーリングを採用します。
レース用プロフェッショナルから一般のお客様まで、幅広いライダーの注目を集める、これまでにないデザインが登場します。

新たに採用される「TECTERRA(テクテラ)」は、テクノロジー(Tech)と大地(Terra)を組み合わせた名称です。
先進的なエンジニアリングと過酷な環境でも発揮される高い走行性能。その理想的な融合を象徴する、大胆で深みのあるブロンズカラーが特徴です。
この独創的なカラーリングは、WP Pro Componentsの存在感を際立たせるだけでなく、絶え間ない技術革新を追求するWPの姿勢を表現しています。
さらに、アクスルクランプやトップキャップにも新たなカラーリングを採用。各部のデザインに統一感を持たせ、WP Pro Componentsのロゴと相まって、より洗練された力強いビジュアルを実現しています。

単なるカラー変更ではない、先進のPVDコーティング技術

TECTERRAの魅力は、その美しい外観だけではありません。

フロントフォークのインナーチューブには、先進のPVD(物理蒸着)コーティング技術が採用されています。PVDコーティングは、金属化合物をインナーチューブの表面に蒸着させることで、硬く滑らかで耐久性に優れた被膜を形成する技術です。その表面硬度は、従来のクロムコーティングと比較して2倍以上を実現。耐久性と性能のさらなる向上に貢献します。
また、PVDコーティングは耐摩耗性に優れ、フリクション(摺動抵抗)の低減にも効果を発揮します。
これにより、フロントフォークのスムーズな作動をサポートするとともに、各部品の長寿命化にも貢献します。さらに、腐食や表面摩耗に対する優れた耐性によってメンテナンスの負担を軽減し、長期間にわたり安定した性能を維持します。

READY TO RACEの精神を受け継ぐ、新たな進化

TECTERRAは、単なる新色ではありません。
モータースポーツで培われた技術を取り入れ、サスペンションの性能と耐久性、そしてデザイン性を新たな次元へと引き上げる先進のコーティング技術です。
WPが誇る高度なサスペンションテクノロジーと、KTMの掲げる「READY TO RACE」のDNAが融合。

その存在感あふれる外観は、WPが追求し続ける**「Performance without Compromise(妥協なきパフォーマンス)」**という理念を体現しています。
2026年モデルから採用開始

新しいTECTERRAコーティングは、限定モデル「2026 KTM 1390 SUPER DUKE RR TRACK」に装着されるAPEX PROフロントフォークで初めて量産採用されます。
今後は、その他のWP Pro Components製品やKTMの各モデルにも順次展開される予定です。